高血圧の治療薬として使われていた育毛剤について

育毛剤が高血圧の治療薬として使われていた?

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育毛剤の中には、もともと高血圧の治療薬として使われていた成分(ミノキシジル)を含むものがあります。その「副作用」として育毛効果がわかったのですが、当然、このタイプの育毛剤を飲むと血圧にも影響が出てしまいます。

従って、高血圧で降圧剤を飲んでいる人や低血圧の人などは特に注意が必要で、ミノキシジルの錠剤タイプの育毛剤を服用するには、事前に医師によく相談をすることが不可欠になります。ミノキシジルの効果について、詳しく説明をしていきます。

ミノキシジルの育毛効果


もともと高血圧の人に処方されていた「ミノキシジル」という成分を含んだ降圧剤を使っていた人に、髪に毛が生えるという「副作用」が現れ、研究の結果、このミノキシジルに育毛効果が認められました。実は、医学的に明らかに育毛効果が認めらる成分は少なく、このミノキシジルは数少ない発毛効果の認められた育毛成分なのです。

具体的には、体全身の毛細血管を拡張して発毛を促します(血管の拡張=頭皮の毛細血管まで血の巡りがよくなり、毛母に栄養が運ばれやすくなることで発毛するという機序です)。

1980年代にミノキシジルを配合した育毛剤がアメリカで商品化され、その後、日本でも1999年から日本メーカー製のミノキシジル配合の育毛剤が発売されています。

日本メーカー製のミノキシジル配合の育毛剤は、基本的に頭皮に塗布するタイプの育毛剤(ミノキシジルは頭皮に直接塗布しても発毛効果がある)ですので、インターネット通販などで手軽に購入できます。

錠剤タイプのミノキシジルの服用には注意!


錠剤タイプのミノキシジルは、もともと高血圧の薬として使われていたわけですから、育毛用に改良されているとはいえ、血圧への影響が皆無ではありません。特に高血圧で別の降圧剤を飲んでいる人やもともと低血圧の人は、思わぬ相乗効果で一気に血圧が下がってしまう恐れがあるため注意が必要です。

また、その他にも頭部以外に毛が生えてしまったり(多毛症)、精力減退、発熱などの副作用も報告されています。効果が強いということは、その反動で副作用も大きいということを理解してください。尚、頭皮に塗布するタイプのミノキシジル配合の育毛剤には、ほぼ副作用はありません。

錠剤タイプのミノキシジルの服用に際しては、十分に医師の診察を受けてその指示に従ってください。尚、ミノキシジル(飲むタイプの育毛剤)は、合法的に海外から個人輸入することもできますが、医師の診察を受けないで服用するのは、リスクが非常に大きいです。

何かあった場合の責任はすべて自分で負うことになるので、この方法はやめたほうが賢明です。

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